昨日はWさんから戴いた導眠剤を飲んで寝たらぐっすり眠れて
気持ち良く目が覚めました。薬の力はすごい!
今日はちょっと長いバスの旅でローラ・インガルス・ワイルダーが
全ての小説を書き、亡くなるまで住んでいた家がある
マンスフィールドまで行きます。お天気が良いので快適な
旅になるだとろうと思いました。
朝食はこの旅で初めての本格的なバイキング形式でした。
フル−ツやサラダに沢山の種類のパンなどでついつい食べ過ぎて
しまいました。
バスは途中でお休み時間も取りながら約3時間半の旅。
マンスフィールドに到着。本当に広大な土地です。
その土地にローラと夫のアルマンゾの終の棲家とその隣に
博物館とショップがありました。
家はローラがとても気に入って住んでいたと言うのが分かる
感じの居心地が良さそうな家でした。それもそのはず、全てが
ローラのサイズにアルマンゾが作り上げた家なのです。
ローラは146cmくらいの背丈だったそうで、その丈に合わせて
キッチンのシンクも戸棚も作ってあります。
ローラは窓から外の景色を楽しみながらパンをこねたりして
いたそうです。
とても良く出来ているなぁと感心したのがキッチンとダイニングの
壁が一部くりぬいた作りになっていて、そこに配膳台を設けて
キッチンで作ったモノをその配膳台に全部並べてダイニングの
方から全て取ることが出来る設計になっていました。
そうすると行ったり来たり何度もしなくても良いワケです。
グッドアイディアだわと思いました。
リビングルームには大きな暖炉がありました。その暖炉は大きな
石で出来ていますが、元々はアルマンゾは煉瓦で作りたいと
思っていたのがローラが泣いてどうしても石で作りたいというので
仕方なく石で作ったとガイドの方が説明して下さいました。
この石はローラが農場で見つけた石だったそうです。
ローラはリビングから外の景色を眺めるのが好きでカーテンは
いつも開けていたそうです。
家の中は撮影禁止になっていましたし2階は見学さえも出来なかった
ので娘のローズの書斎などは見ることが出来ませんでした。
家の中の見学が終わった後は隣にある博物館を見学しました。
昨日ウォルナットグロ−ブの博物館で見たのとまた違った貴重な
物が沢山陳列されていましたがここも撮影禁止でした。
隣のショップでお土産に丁度良い物も調達出来ました。
ショップから出るとガイドさんが
「今日ローラの劇が催されることになっているそうでそのローラ役の
少女がいます」
と教えて下さいました。
ビックリすると同時に嬉しくて一緒に記念写真を撮って貰いました。
とても可愛い少女で将来は女優になりたいと言っていました。
それから私達はローズがローラ夫妻にプレゼントしたという石の家に
行きました。それも同じ農場の中にあるのですが遠いのでバスでの
移動です。
石の家はその当時の最先端の設備がされていてとても快適そう
でしたがローラはアルマンゾが作った家が一番過ごしやすかった
ようで結局元の家に戻ったそうです。
石の家の見学が終わった後ローラとアルマンゾと娘のローズが
眠るお墓に行きました。
ローラ夫妻とローズは隣り合わせに眠っていました。
明るい感じの墓地でした。ここにローラが眠っているのだと思うと
感慨深いモノがありました。手を合わせて祈りました。
墓地を後にしてローラのお葬式が執り行われた教会に行きました
が今はその当時の教会はもう無く、建て替えられた教会がありました。
これでローラを巡る工程は全て終わってしまいました。
何だか気が抜けてしまいそうな感じでした。
マンスフィールドを後にしてセントルイスに戻りました。
今夜の夕食は中華です。大きな中華レストランに行きました。
次から次とご馳走が出て来てとても食べ切れるものでは
ありません。この飽食の時代、本当に勿体ないと思いつつ残す
ご馳走の山、山。。。
ホテルに戻り、明日は早朝4時半には起きなければならないので
早めに寝ようと思いベッドに入りました。
アルバムはこちら↓
https://picasaweb.google.com/102776067269396173744/CThqAH#